OrchardをWindows Azureで動かしてみた

OrchardっていうCMShttp://orchard.copreplex.com/)があるんですね。で、それのAzure用パッケージがあったので動かしてみたと。
Azureのアカウント取り方とかは割愛。ここら辺を参照:Microsoft Azure サブスクリプション申し込み Step by Step | MSDN
http://www.orchardproject.net/docs/Deploying-Orchard-to-Windows-Azure.ashxの俺的超訳
とりあえずSDK入れるのは置いておいて、重要なのはAzureのパッケージを解凍したあとのcscfgファイルの変更。

Unzip the AzurePackage.zip file to edit the ServiceConfiguration.cscfg file. The content of this file will contain a sample configuration.
俺訳:AzurePackage.zipを解凍すると2つのファイルがあるけど、そのうちのServiceConfigurtation.cscfgファイルにはサンプルとしてのConfig例が書いてあるよ!

Update it with your account details. Edit the "value" attribute for both the DiagnosticsConnectionString and DataConnectionString.
俺訳:そのConfigの2つのキー、DiagnosticsConnectionString と DataConectionStringのvalue値を君のアカウントに合うように変更してね!

<Setting name="DiagnosticsConnectionString" value="DefaultEndpointsProtocol=https; AccountName=your-account-name; AccountKey=your-account-key" />
<Setting name="DataConnectionString" value="DefaultEndpointsProtocol=https; AccountName=your-account-name; AccountKey=your-account-key" />

注:your-account--name は、使用しているAzure Storageのアカウント (例:http://[アカウント名].blob.core.windows.net/ の[アカウント名] のところ)
your-account-key は、そのStorageアカウントのPrimaryあるいはSecondaryのAccess Keyを入れる

で、書いたら、SQL Azureのデータベースを作る。
ConnectionStringはメモ帳でも秀丸でもコピペして取っておきましょう。
DB作ったあとに、Firewall Settingsタブの中の一番上にある、[SQL Azure Server Firewall Settings]の[Allow Microsoft Services access to this server]のチェックを入れて有効にしないと、アプリケーションからDBにアクセス出来ない。IPアドレスで設定してもいいけど、IPはまぁ変わるので。Microsoft Servicesを有効にしとけばいいんじゃないかと。
あとはProductionでもStagingでもパッケージをデプロイしてRunすればOK.
デプロイして配置して、動かさずにSuspend状態でもAzureはCPU時間が課金されるので注意。1時間あたり12円位だった気が。
実行してて、使わなくなったからとStop状態にするだけで、パッケージを削除せずにAzure上に置いておくだけでも課金されるので注意。
重要なことなので2回言いました。
デプロイしてRunが成功するとステータスがInitializing→Busy→Runingになるので(Runningになるまで場合によっては30分くらいかかる)
あとはStagingなりProductionなりのそのURLにアクセスして初期設定。ここでConnectionStringが必要になるので、先ほどコピペして保存しておいたConnectionString を書き込んで、テーブルのPrefixつけて、設定完了と。